歯ぎしり・睡眠時無呼吸症候群

歯ぎしり

歯ぎしり

睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは、無意識にしているため本人は気づかなくても家族などからうるさいと指摘を受ける方も少なくありません。このような理由から、治療を希望する方がいらっしゃいますが、実はこの歯ぎしりは放置することで歯を破損する恐れがあるので注意が必要です。

歯ぎしりの原因は大きく分けて、下記の4つあげられます

  • 1:ストレス
  • 2:スポーツ選手や力仕事など瞬発的に力を出す職業に就いている
  • 3:噛み合わせがあっていない、金属製の詰め物が合わない
  • 4:乳歯から永久歯に生え変わる時の違和感や不快感
  • ストレスが圧倒的に多い原因ですが、その他、引っ越しや宅配便などの重い荷物を持つ際に瞬発的に力を出すような職業の方も奥歯を噛みしめて、あごに痛みを感じたり、頬の内側に歯の跡が残るなどの症状が現れます。このような歯ぎしりや食いしばりを改善する方法として、マウスピースの装着は有効です。
  • 寝ている間だけ装着することも有効ですが、昼間も装着することでより早期に症状を改善し、歯を削ったり破損から保護できます。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に呼吸が止まる病気です。10秒以上呼吸が止まっている状態を無呼吸として、その無呼吸が7時間程度の睡眠の間に30回以上、または1時間あたり5回以上ある場合に、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。 酸素が足りない状態が続くため、十分な睡眠時間を取っていても眠さや疲れを感じます。その他は、起きたときにのどが渇いている、頭痛がする、体が重い、集中力が続かない、だるいなどが、睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状といえるでしょう。 呼吸がとまる原因として、喉や気道が塞がる「閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSA)」と、呼吸指令が脳から出なくなる「中枢性睡眠時無呼吸タイプ(CSA)」があります。マウスピースを装着することで上あごよりも下あごを前にだし、気道を広く保ちいびきや無呼吸を改善できるため、閉塞性睡眠時無呼吸タイプの場合に、この治療を行います。

社団眞慈会鈴木歯科
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